「キャッシュレスは入れたいけど、決済手数料で毎月いくら取られるの?」
「同じクレジットカード決済でも、会社によって手数料はそんなに違うの?」——そんな店舗オーナーの疑問に、まとめてお答えします。
この記事では、店舗の対面キャッシュレス決済を手数料が安い順に9社ランキングし、クレジットカード・QR・電子マネーの料率から、月額・端末代・振込手数料まで比較します。
手数料は「料率」だけでなく、月額や振込手数料まで含めた総額で見るのが正解です。
自分の店がカード中心かQR中心かでも、最安のサービスは変わりますよ。
ココがポイント
決済手数料は主力のクレジットカードで1.98%〜3.25%まで開きがあり、選ぶサービスで毎月の負担が変わります。たとえば月100万円をカード決済すると、手数料3.24%なら32,400円、1.98%なら19,800円。同じ売上でも月1万円以上の差が出ます。
まずは料率の安い決済を無料で申し込もう

料率と申し込みのしやすさで選ぶなら、クレジットカード1.98%〜で申し込みも簡単なSTORES決済が本命です。
対面決済の手数料を業界最安水準まで下げられて、申し込みもオンラインで完結します。まずは無料で申し込んで、自分の店の売上で総額を試算してみるのがおすすめです。
決済手数料が安いキャッシュレス決済ランキング早見表【9社】
まずは9社の決済手数料と固定費を、一覧で比較します。
対面クレジットカードの主力ブランド(Visa・Mastercard)の料率を基準に、安い順で並べました(数値は2026年7月時点の各社公式情報)。
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| 順位 | サービス | クレカ(対面) | QRコード | 月額 | 振込手数料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | STORES決済 | 1.98%〜 | 3.24% | 0〜3,300円 | 10万円以上0円 |
| 2位 | stera pack | 1.98%〜(スモール) | 3.24% | 初年度0→3,300円 | 三井住友0円/他220円 |
| 3位 | PAYGATE | 1.98%〜(中小) | 2.00%〜 | 3,300円(スマレジで0) | ─ |
| 4位 | Square | 2.5%〜 | 3.25%〜 | 0円 | 0円 |
| 5位 | エアペイ | 3.24% | 0.99%〜(COIN+) | 0円 | 0円 |
| 6位 | 楽天ペイ ターミナル | 2.20%〜 | ─ | 0円(キャンペーン) | 楽天銀行0円 |
| 7位 | PayCAS Mobile | 2.20%〜(要問い合わせ) | 要問い合わせ | 1,980円〜 | 0円 |
| 8位 | アルファノート | 3.24%〜(見積もり) | 要問い合わせ | 0円〜 | ─ |
| 9位 | JMSおまかせ | 2.48%〜 | ─ | 0〜693円 | ─ |
ココがポイント
カード中心の店ならstera pack・STORES・PAYGATEの1.98%〜、QR中心の店ならエアペイ(COIN+0.99%)かPayPay直接契約(1.60%〜)が安く上がります。ただし1.98%のプランは月額がかかることも多く、売上が小さいうちは月額0円のSquareの方が総額で安くなる場合があります。
決済手数料が安いおすすめランキング9選を徹底比較
ここからは、各サービスの手数料と費用を1社ずつ解説します。
1位:STORES決済(ストアーズ)

| クレカ手数料 | スタンダード1.98%〜/フリー3.24% |
| QR/電子マネー | QR3.24%・交通系1.98%・iD/QUICPay3.24% |
| 月額/初期 | フリー0円/スタンダード3,300円(初月無料)/初期0円 |
| 端末/振込 | 年間契約で端末1台無料貸出/振込 10万円以上無料 |
| こんな店向け | 安く始めたい・ネットショップも一緒にやりたい店 |
STORES決済は、主力のVisa・Mastercardが1.98%〜と最安クラスで、しかも申し込みが簡単・フリープランなら即0円で始められます。交通系ICも1.98%で受けられます。
申し込みがシンプルで、最短3営業日ほどで使い始められるのも魅力です。年間契約なら端末が1台無料で借りられるため、初期費用も抑えられます。
まずは月額0円のフリープランで始め、売上が増えたら手数料の下がるスタンダードに切り替える、という使い方もできます。同じSTORESでネットショップも無料で開けます。
STORES決済の良い点
- スタンダードでクレカ1.98%〜・交通系も1.98%
- 年間契約で端末が1台無料貸出
- 無料ネットショップと組み合わせられる
STORES決済の気になる点
- 1.98%の料率はスタンダード(月額3,300円)が前提
- QR決済の料率は3.24%とやや高め
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2位:stera pack(ステラパック)

| クレカ手数料 | スモール:Visa/Master1.98%・JCB等2.48%/スタンダード:V/M2.70% |
| QR/電子マネー | 3.24% |
| 月額/初期 | 初年度0円→2年目3,300円(年3,000万円以上で永年無料)/初期0円 |
| 端末/振込 | 端末0円(レンタル)/振込 三井住友0円・他220円 |
| こんな店向け | いろんなブランドのカードを幅広く安く受けたい店 |
手数料の安さでは、三井住友カードとGMOが提供するstera packも見逃せません。スモールビジネスプランならVisa・Mastercardが1.98%で使えます。
さらに、他社だと3.24%になりがちなJCB・AMEX・ダイナースも2.48%と低め。特定のブランドだけでなく、全ブランドを通して安いのが最大の魅力です。
月額も初年度は0円で、年間のキャッシュレス売上が3,000万円以上なら2年目以降も永年無料。端末代も0円のレンタルなので、初期費用を抑えて始められます。
stera packの良い点
- スモールプランはV/M1.98%・JCB等も2.48%と全ブランド安い
- 初年度は月額0円・条件で永年無料
- 端末0円レンタルで初期費用がかからない
stera packの気になる点
- スモールプランは売上規模などの条件がある
- 利用開始まで約1.5ヶ月とゆとりが必要
stera packの申し込みは、公式サイトから受け付けています。
ネットで今すぐ申し込みたいなら、クレカ1.98%〜のSTORES決済や月額0円のSquareも候補になりますよ。
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3位:PAYGATE(ペイゲート)

| クレカ手数料 | 中小事業者向けプラン1.98%〜(Visa・Mastercard) |
| QR/電子マネー | QR2.00%〜・電子マネー3.24% |
| 月額/初期 | 月額3,300円(スマレジ有料プランで0円)/初期0円 |
| 端末/振込 | 端末39,600円(0円キャンペーンあり) |
| こんな店向け | スマレジでレジと決済をまとめて安くしたい店 |
PAYGATEは、スマレジが提供する決済端末です。中小事業者向けプランならクレジットカードが1.98%〜と、上位2社に並ぶ安さで使えます。
QRコード決済も2.00%〜と低めで、プリンター内蔵の端末1台で30種類以上の決済に対応します。
月額は3,300円ですが、スマレジの有料プランを使えば0円になります。レジと決済を1つにまとめたい店なら、トータルのコストを抑えやすい選択肢です。
PAYGATEの良い点
- 中小事業者向けプランでクレカ1.98%〜
- QRも2.00%〜と低め・端末1台で完結
- スマレジ有料プランなら月額0円にできる
PAYGATEの気になる点
- 1.98%は売上規模など中小事業者向けプランの条件つき
- 単体だと月額3,300円がかかる
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4位:Square(スクエア)

| クレカ手数料 | 2.5%〜(年間3,000万円未満・主要ブランド)。以上は3.25% |
| QR/電子マネー | QR3.25%〜(PayPay等)・交通系IC非対応 |
| 月額/初期 | 月額0円/初期0円(カードリーダー約4,980円〜) |
| 端末/振込 | 振込手数料0円(三井住友・みずほは翌営業日入金) |
| こんな店向け | 固定費をかけず手軽に始めたい小規模店・開業直後 |
Squareは料率だけ見ると2.5%〜と、上位3社よりやや高めです。それでも4位に入るのは、月額0円・全ブランド一律・端末も安いという総額の安さがあるからです。
1.98%のプランは月額3,300円がかかることが多く、年間で約4万円。売上が小さいうちは、月額0円のSquareの方が総額で安くなることがよくあります。
Visa・Mastercard・JCB・AMEXなどが同じ料率で分かりやすく、QRコード決済も同じ料率で受けられます。手のひらサイズのリーダーで、すぐにキャッシュレスを始められます。
Squareの良い点
- 月額0円・端末代も安く固定費がほぼかからない
- 全ブランド一律で料率が分かりやすい
- 入金が最短翌営業日(三井住友・みずほ指定)
Squareの気になる点
- 料率そのものは1.98%台より高め
- 交通系IC(Suica等)は非対応
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5位:エアペイ(Airペイ)

| クレカ手数料 | 一律3.24%(Visa・Master・JCB・AMEX等) |
| QR/電子マネー | QRはCOIN+0.99%・PayPay等2.95%/交通系2.95%(いずれも税抜) |
| 月額/初期 | 月額0円/初期0円(カードリーダー無償あり) |
| 端末/振込 | 振込手数料0円(月6回/月3回・ゆうちょ除く) |
| こんな店向け | QR・交通系ICを安く、幅広く受けたい店 |
エアペイはクレジットカードが一律3.24%で、料率だけ見ると安くはありません。それでもランクインするのは、QRと交通系ICの安さと対応の広さが際立つからです。
QRコード決済はCOIN+なら0.99%、PayPayなどでも2.95%(税抜)。交通系ICまで1台で受けられて、月額も0円です。
カード中心の店には向きませんが、QRや電子マネーの比率が高い店・観光地の店なら、トータルのコストを抑えやすいサービスです。
エアペイの良い点
- QRはCOIN+0.99%・交通系ICまで1台で対応
- 初期費用・月額・振込手数料が0円
- 対応する決済ブランドが81種類以上と幅広い
エアペイの気になる点
- クレジットカードは一律3.24%とやや高め
- 利用にはiPad/iPhoneが必要
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6位:楽天ペイ ターミナル(実店舗決済)

| クレカ手数料 | 2.20%〜3.24%(プラン・取扱高による) |
| QR/電子マネー | クレカ・電子マネー・交通系IC・PayPay等QRに対応(1台) |
| 月額/初期 | 月額0円(キャンペーン・通常2,200円)/初期0円 |
| 端末/振込 | 楽天銀行なら振込手数料0円・翌日入金も可 |
| こんな店向け | 楽天のポイント経済圏を活かしたい店 |
楽天ペイメントの決済端末「楽天ペイ ターミナル」は、クレジットカードが2.20%〜と中位の安さです。プランや月間の取扱高によって料率が変わります。
最大の魅力は楽天経済圏との相性です。楽天銀行を入金先にすれば振込手数料が0円で、翌日入金にも対応します。
楽天ポイントが使える・貯まることで集客につながる面もあり、楽天ユーザーの多い店には相性の良いサービスです。
楽天ペイ ターミナルの良い点
- クレカ2.20%〜と中位の安さ
- 楽天銀行なら振込手数料0円・翌日入金も
- 楽天ポイントが集客につながる
楽天ペイ ターミナルの気になる点
- 最安の料率はプラン・取扱高の条件つき
- 楽天ペイのQRは他の端末でも受けられる(専用契約は楽天経済圏向け)
7位:PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)

| クレカ手数料 | 2.20%〜(中小事業者応援プラン2.48%〜・要問い合わせ) |
| QR/電子マネー | PayPay等QR2.95%〜(要問い合わせ)/電子マネーは別途 |
| 月額/初期 | 月額1,980円〜(通信費込)/初期0円 |
| 端末/振込 | 端末78,800円(0円キャンペーンあり)/振込0円(月2回) |
| こんな店向け | 屋外・移動販売など1台で完結させたい店 |
PayCAS Mobileは、SIM内蔵で持ち運べるオールインワンの決済端末です。クレジットカードは2.20%〜ですが、正式な料率は加盟店ごとの見積もりになります。
月額1,980円(通信費込)がかかるため、料率だけでは判断できませんが、Wi-Fiがなくても単体で通信できるのが強みです。
屋台・イベント・移動販売など、通信環境が不安定な場所でも会計が止まりにくく、「1台で幅広い決済を完結させたい」店に向いています。
PayCAS Mobileの良い点
- SIM内蔵で屋外・移動販売でも使える
- クレカ・交通系IC・QRまで1台で幅広く対応
- 端末はキャンペーンで0円になる場合あり
PayCAS Mobileの気になる点
- 料率は要問い合わせで一律ではない
- 月額1,980円〜の固定費がかかる
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8位:アルファノート

| クレカ手数料 | 3.24%〜(業種別の個別見積もりで下がる場合あり) |
| QR/電子マネー | 国内外のQR・電子マネーに対応(料率は要問い合わせ) |
| 月額/初期 | 月額0円〜/初期0円〜(導入応援で端末無料) |
| 端末/振込 | アルファポータブル(プリンター内蔵・4G/Wi-Fi) |
| こんな店向け | 審査が不安・インバウンドや回数券に対応したい店 |
アルファノートは、公式に明記された料率が3.24%〜のため、単純な数字ではランキング下位になります。ただし実際の料率は業種ごとの個別見積もりで、条件によっては下がります。
強みは料率よりも柔軟さです。最短即日の審査に対応し、個人店や開業直後でも相談しやすいのが特徴です。
PayPay・WeChat Pay・Alipay+など国内外のQRに対応し、回数券や継続課金にも強いので、インバウンドやサブスク型のサービスを持つ店に向いています。
アルファノートの良い点
- 料率は業種別の見積もりで下がることがある
- 最短即日審査・個人店でも相談しやすい
- 国内外のQR・回数券・継続課金に強い
アルファノートの気になる点
- 公式の表示料率は3.24%〜で見積もり前提
- 正確な料率は問い合わせないと分からない
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9位:JMSおまかせサービス

| クレカ手数料 | 2.48%〜3.24%(Webプラン) |
| QR/電子マネー | クレカ・電子マネー・QRに対応 |
| 月額/初期 | 月額0〜693円(プランによる)/初期0円〜 |
| 端末/振込 | オールインワン端末VEGA3000 |
| こんな店向け | 大手グループの安心感を重視したい店 |
JMSおまかせサービスは、大手グループが運営する決済サービスです。クレジットカードは2.48%〜で、プランによって月額を抑えられます。
Webプランなら申し込みから導入までオンラインで進められ、オールインワン端末1台でクレジットカード・電子マネー・QRに対応します。
料率は最安クラスではありませんが、長年の実績と大手の安心感を重視する店に向いています。
JMSおまかせサービスの良い点
- クレカ2.48%〜・プランで月額を抑えられる
- 端末1台でカード・電子マネー・QRに対応
- 大手グループの安心感と実績
JMSおまかせサービスの気になる点
- 料率は上位の1.98%台より高め
- 細かな条件は問い合わせが必要
決済手数料ランキングの評価基準
今回のランキングは、店舗が「毎月のコストをできるだけ安く抑えたい」という視点で、次の5つを基準に評価しました。
手数料ランキングの5つの評価基準
- 対面クレジットカードの料率(主力のVisa・Mastercard)
- QR・電子マネーの料率(PayPay・交通系など)
- 月額・端末代などの固定費
- 振込手数料と入金のしやすさ
- 対応決済とサポートの幅
対面クレジットカードの料率
一番の軸は、店舗でもっとも使われるVisa・Mastercardの対面料率です。
主要ブランドが1.98%台のサービスと、3.24%台のサービスでは、同じ売上でも手数料が1.6倍以上変わります。
QR・電子マネーの料率
PayPayなどのQRコード決済や、交通系ICの料率も店によっては重要です。
QRが売上の多くを占める店なら、クレジットカードが安くてもQRの料率が高いと結局コストが増えるので、あわせて確認します。
月額・端末代などの固定費
料率が安くても、毎月の月額や端末代が高ければ総額は膨らみます。
とくに月額3,300円のプランは、年間で約4万円。売上が小さいうちは、この固定費が料率差以上に負担になります。
振込手数料と入金のしやすさ
売上を口座に移すたびにかかる振込手数料も、見落としやすいコストです。
指定の銀行なら無料、他行だと1回220円といった差があるため、手数料が実質いくら残るかで比較しました。
対応決済とサポートの幅
クレジットカードだけでなく、電子マネーやQRコード、交通系ICまで1台で受けられるかも評価しました。
導入後に困ったときのサポート体制も、長く使ううえで大切なポイントです。
「料率の安さ」だけを見て選ぶと、月額や端末代で逆に高くつくことがあります。
自分の店の売上規模と、カード・QRの割合をイメージしながら読み進めてくださいね。
【種類別】決済手数料の相場はどのくらい?
決済手数料は、支払い方法の種類によって相場が変わります。自分の店で多い支払い方法から確認しておきましょう。
この章で見る3つの相場
- クレジットカード決済の手数料相場
- QRコード決済の手数料相場
- 電子マネー・交通系ICの手数料相場
クレジットカード決済の手数料相場
店舗が負担するクレジットカードの手数料は、おおむね1.98%〜3.75%が相場です。
対面(店頭)の方が安く、ネット販売などの非対面は高めになります。Visa・Mastercardが最も安く、JCB・AMEX・ダイナースは高くなりやすいのが一般的です。
QRコード決済の手数料相場
PayPayなどのQRコード決済は、1.60%〜3.24%が相場です。
PayPayに直接加盟店契約すると1.60%(税別)と最安クラス。決済代行サービス経由だと2.95%前後になることが多いです。
電子マネー・交通系ICの手数料相場
交通系IC(Suica等)やiD・QUICPayなどの電子マネーは、1.98%〜3.24%が相場です。
交通系ICはサービスによって非対応の場合もあるため、駅前や観光地の店は交通系に対応しているかを先に確認しておくと安心です。
カードブランド別(Visa・Mastercard・JCBなど)で手数料は変わる
同じサービスでも、カードブランドによって手数料は変わります。自分の店で使われやすいブランドの料率を見ておきましょう。
ブランド別で押さえる3点
- Visa・Mastercardは最も安くなりやすい
- JCB・AMEX・ダイナースは高くなりやすい
- 自分の店の客層でどのブランドが多いか見ておく
Visa・Mastercardは最も安くなりやすい
国内でもっとも使われるVisa・Mastercardは、各社が一番力を入れている安い料率が設定されています。
「1.98%〜」といった最安の料率は、たいていこの2ブランドが対象です。店舗の売上の多くもこの2ブランドが占めます。
JCB・AMEX・ダイナースは高くなりやすい
JCB・American Express・ダイナースは、Visa・Mastercardより高い料率になりがちです。
多くのサービスで3.24%前後ですが、stera packのスモールビジネスプランのように、これらも2.48%と低めに設定しているサービスもあります。
自分の店の客層でどのブランドが多いか見ておく
どのブランドが多いかは、客層によって変わります。
年配のお客さんが多い店はJCB、外国人観光客が多い店はAMEXやUnionPay(銀聯)など、よく使われるブランドが安いサービスを選ぶと、実際の負担を抑えられます。
「1.98%〜」の"〜"がポイントで、その最安料率はたいていVisa・Mastercardだけなんです。
自分の店で多いブランドが安いかまで見ると、実際の負担を読み違えませんよ。
決済手数料をとにかく安くするならPayPay直接契約もあり
「うちはPayPayでの支払いが多い」という店なら、PayPayに直接加盟店契約するのが最安の選択肢です。
月額1,980円のPayPayマイストア ライトプランに加入すると、決済手数料は1.60%(税別)まで下がります。加入しない通常プランでも1.98%(税別)です。
ただしPayPayは基本的にQRコード決済専用です。クレジットカードや交通系ICも受けたい店は、他の決済サービスと組み合わせて使うのが現実的です。
決済サービスの入金サイクル・振込手数料も比較しよう
手数料と同じくらい、売上が口座に入るまでの早さと振込手数料も、店の資金繰りに関わります。
振込手数料が無料になる条件を確認する
振込手数料は、指定の銀行を使うと無料になるサービスが多いです。
Squareは三井住友・みずほ、stera packは三井住友、楽天ペイ ターミナルは楽天銀行なら無料。メインバンクが対応しているかを先に見ておきましょう。
入金サイクルの早さもチェックする
売上が入るタイミングは、月1回のサービスから、最短翌営業日のサービスまで差があります。
資金繰りに余裕を持ちたい店は、入金の回数が多い・入金が早いサービスを選ぶと安心です。
決済手数料以外にかかるコストも確認しよう
手数料の安さだけで選ぶと、他の費用で総額が高くなることがあります。次の4つもあわせて確認しましょう。
手数料以外に確認する4つの費用
- 初期費用
- 月額費用
- 端末費用
- 解約手数料・違約金
初期費用
契約時にかかる初期費用は、今回のサービスはほとんどが0円です。
キャンペーンで無料になっているだけの場合もあるため、申し込み時に「初期費用が本当に0円か」を確認しておくと安心です。
月額費用
月額は0円のサービスと、3,300円ほどかかるサービスがあります。
料率が1.98%と安いプランは、月額がセットになっていることが多いので、料率と月額をあわせた総額で比べましょう。
端末費用
カードリーダーや専用端末の代金も確認しておきます。
Squareのリーダーは約4,980円〜、オールインワン端末は数万円かかることもありますが、キャンペーンや年間契約で0円になるサービスも多いです。
解約手数料・違約金
端末を無償で借りるプランなどでは、短期間で解約すると解約手数料や端末の返却費用がかかることがあります。
長く使う前提で選ぶのが基本ですが、契約前に解約の条件も一度目を通しておくと安心です。
決済手数料を安く抑える5つのコツ
最後に、決済手数料の負担を少しでも軽くするための5つのコツをまとめます。
手数料を安く抑える5つのコツ
- 決済会社と直接契約より決済代行を選ぶ
- 売上規模に合ったプランを選ぶ
- カード・QRの割合に合わせて選ぶ
- 相見積もりをして料率を比べる
- キャッシュレス補助金を活用する
決済会社と直接契約より決済代行を選ぶ
カード会社1社ずつと直接契約するより、複数ブランドをまとめて扱える決済代行サービスを使う方が、手間もコストも抑えやすいです。
今回紹介したサービスは、ほとんどが決済代行タイプです。
売上規模に合ったプランを選ぶ
料率の安いプランは、月額や売上規模の条件がついていることが多いです。
今の売上なら月額0円と有料プランのどちらが総額で安いかを、一度シミュレーションしてから決めましょう。
カード・QRの割合に合わせて選ぶ
カード中心の店とQR中心の店では、最安のサービスが変わります。
自分の店の支払い方法の割合をざっくり把握し、その割合で一番安くなるサービスを選ぶのがコツです。
相見積もりをして料率を比べる
アルファノートやPayCASのように、料率が見積もり制のサービスもあります。
複数社から見積もりを取って比べると、条件の良い料率を引き出しやすくなります。
キャッシュレス補助金を活用する
自治体によっては、決済端末の導入や手数料に使える補助金・助成金を用意していることがあります。
導入前にお住まいの自治体の制度を調べておくと、初期の負担を減らせます。
申し込みから利用開始までの流れ
どのサービスも、申し込みから利用開始までの大まかな流れは共通しています。5つのステップで見ていきましょう。
申し込みから利用開始までの流れ
- 公式サイトから申し込み
- 加盟店審査
- 決済端末の受け取り・初期設定
- テスト決済で動作確認
- 営業日から決済スタート
STEP1:公式サイトから申し込み
まずは各サービスの公式サイトから申し込みます。事業内容・本人情報・入金口座などを入力します。
入力自体は5〜20分ほどで終わるサービスがほとんどです。
STEP2:加盟店審査
申し込み内容をもとに、決済会社やカードブランドが加盟店審査を行います。
審査にかかる日数はサービスごとに差があり、最短当日から数週間ほどです。
STEP3:決済端末の受け取り・初期設定
審査を通過すると、カードリーダーや専用端末が届きます。
アプリを入れて初期設定を済ませれば、決済の準備はほぼ完了です。
STEP4:テスト決済で動作確認
本番前に、少額のテスト決済をして動作を確認しておくと安心です。
レシートの発行や入金口座の設定も、ここで一緒に確認しておきましょう。
STEP5:営業日から決済スタート
動作確認が終われば、当日の営業からキャッシュレス決済を始められます。
「カード・QR使えます」の案内を掲示すると、お客さんが安心して使えます。
決済手数料で選ぶときの注意点
手数料の安さでサービスを選ぶときも、次の3点を押さえておくと後悔しません。
選ぶときに押さえる3つの注意点
- 料率だけでなく「総額」で比べる
- 手数料をお客さんに上乗せ請求しない
- 最安は店のスタイルで変わると知っておく
料率だけでなく「総額」で比べる
料率が安くても、月額や端末代で総額が高くなることがあります。
料率+月額+振込手数料を、自分の店の売上に当てはめて計算してから決めましょう。
手数料をお客さんに上乗せ請求しない
カードブランドのルールで、決済手数料をお客さんに上乗せして請求することは禁止されています。
「カード払いは手数料分を上乗せ」といった対応はトラブルのもとになるので避けましょう。
最安は店のスタイルで変わると知っておく
この記事のランキングは一般的な小規模店を想定したものです。
カード中心かQR中心か、売上規模はどれくらいかで最安のサービスは変わります。自分の店の条件で見直すことが大切です。
手数料は「安い順」で並べましたが、正解は店によって変わります。
まずは自分の店の売上とカード・QRの割合を書き出してみると、選びやすくなりますよ。
決済手数料に関するよくある質問
決済手数料が一番安いキャッシュレス決済はどれですか?
店の支払い方法によって変わります。クレジットカード中心なら、Visa・Mastercardが1.98%〜のstera pack・STORES決済・PAYGATEが安いです。
QRコード決済が多い店なら、PayPayに直接契約(1.60%〜)するのが最安クラスになります。
クレジットカード決済手数料の相場は何%ですか?
店舗が負担するクレジットカードの手数料は、対面でおおむね1.98%〜3.75%が相場です。
Visa・Mastercardが安く、JCB・AMEX・ダイナースは高くなりやすい傾向があります。
QRコード決済で手数料が一番安いのはどれですか?
PayPayに直接加盟店契約し、マイストア ライトプランに加入した場合の1.60%(税別)が最安クラスです。
決済代行サービス経由の場合は、エアペイのCOIN+(0.99%)なども低めです。
個人事業主や小規模店におすすめの安いサービスは?
固定費をかけたくないなら、月額0円のSquareが総額を抑えやすくおすすめです。
売上が増えてきたら、料率の安いSTORES決済のスタンダードプランなどに切り替える方法もあります。
決済手数料は引き下げ交渉できますか?
サービスによっては可能です。とくにアルファノートやPayCASのように料率が見積もり制のサービスは、相談の余地があります。
複数社から相見積もりを取ると、条件を比べやすくなります。
決済手数料をお客さんに上乗せ請求してもいいですか?
できません。カードブランドの規約で、手数料をお客さんに上乗せして請求することは禁止されています。
QR決済も含め、支払い方法によって価格を変えるのは避けましょう。
手数料が安くても他で費用がかかることはありますか?
あります。料率が1.98%と安いプランは、月額3,300円ほどの固定費がセットになっていることが多いです。
料率だけでなく、月額・端末代・振込手数料を含めた総額で比べることが大切です。
月額無料と有料プラン、どちらが手数料は安くなりますか?
売上規模によって変わります。売上が小さいうちは、月額0円で料率がやや高いプランの方が総額で安くなることがあります。
売上が増えると、月額はかかっても料率の安い有料プランの方がお得になります。
決済手数料に消費税はかかりますか?
決済手数料は原則として非課税(消費税がかからない)です。
ただし一部の電子マネーやサービスでは課税対象になる場合があるため、契約時に確認しておくと安心です。
決済手数料の負担に使える補助金はありますか?
自治体によっては、キャッシュレス決済の導入や手数料に使える補助金・助成金があります。
内容は地域や年度で変わるため、導入前にお住まいの自治体の制度を調べておきましょう。
【まとめ】決済手数料は安い順+自分の店に合うかで選ぼう
店舗の決済手数料は、クレジットカード中心ならstera pack・STORES決済・PAYGATEの1.98%〜、QR中心ならエアペイやPayPay直接契約が安く上がります。
ただし料率が安いプランは月額がかかることも多く、売上が小さいうちは月額0円のSquareが総額で安くなることもあります。
最後にもう一度ポイントを整理すると——①主力ブランド(Visa・Master)の料率で比べる ②月額・端末代・振込手数料まで含めた総額で見る ③カード中心かQR中心かで選ぶ。この3つを押さえれば、毎月のコストで損をしにくくなります。
レジ業務もまとめて効率化したいなら、スマレジのようなPOSレジと決済を組み合わせるのも有効です。
迷ったら、まずは料率が安くて申し込みも簡単なSTORES決済か、月額0円のSquareから検討するのがおすすめです。
自分の店の売上とカード・QRの割合を見ながら選んでくださいね。






